2019/11/16

アフリカツインのレビュー

ここ最近、休日という休日に外出する用事が入ってて、全然更新チャンスがありませんでした。

もちろんアフリカツインで出かけてましたよ。





どうも、アフリカツイン納車から乗ったのは累計で9回の私です。

それでも走行距離は1400㎞ちょいで平均160km弱で、如何に遠出になりやすいかが良くわかります。





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さて、前回の速報版的なアフリカツインのレビューは大変あっさりとしたもので、しかも「あんまり乗ってないからよくわかりません」という言葉で締めくくられた、

あまりにも適当極まるシロモノでありました。

今回は大丈夫です。取り回し、低速+街乗り、高速、峠までしっかりカバーできるように色々走ってきましたので。




1. 取り回し 


いきなりで大変申し訳ないんですが、最悪です。

(糞)重い、ハンドル高い、ハンドル幅広い、重心高い……と、悪いところを挙げればキリがありません(ハンドル高と幅は私の体格のせいですが)。


少しでも気を抜くとヤベッ……となるので、押し歩きする際は常に気を張ってます。

また、駐車場のちょっとした段差や勾配、これらも非常に危険な存在。取り回す前にこれらの確認は怠れません。


乗降も気が抜けません。

XRの時は、

①サイドスタンドを払う
②右足を高く上げて跨る


ができたんですが、アフリカツインではタンデムシート部が高く幅広なので無理なのです。
そのため、

①サイドスタンドを立てたまま乗り込む
②左にケツをずらしてバイクを起こす
③右にケツをずらして右足をつき、スタンドを払う

で乗り込まないといけません。

まあそれはXRでもやってたので全然いいんですが……。


問題なのは、右側に向かって勾配が下っていると、サイドスタンドに左足が届かないことなんですね。

足を届くようにするためには右足をどんどんつま先立ちにして(=安全マージンを減らして)いかなければならないジレンマ。

本人も周囲もドッキドキなんです。


家の駐車場がこれで辛いです(遠い目)。


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まあ、オフ車のスタンドらしく足を掛けるための出っ張りが無いことも原因の一端ではありますが。

GS用で後付けアシストバーなんてのが出ているようですが、アフリカツインはアルミ鍛造(鋳造?)品で丸パイプ形状じゃないんですよねえ。


おまけにセンスタでも問題があります。


ワタクシ大変情けないことに、センスタがあげられませんでした。人生初の敗北でした。


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おかげで人に手伝ってもらったり木っ端をリアタイヤにかましたり、ということをせざるを得ません。



そんなこんなで取り回しは良いトコロほぼなし。

強いて言えば重量の割には軽く押せるのが良いですが、坂があると結局は質量なりの重さです。






2. 低速+街乗り 
 燃費:252km/13.1L = 19.2Km/L (街乗り+バイパス走行&渋滞1時間) 
モード:『TOUR』のみ


いきなり悪いところを書きすぎてしまった。オーナーなのである程度は好き放題書いちゃう気でいましたが、これは……。



……ま、まあバイクは動いてなきゃバイクじゃないですからね。

「バイクの」レビュー行きましょう。


乗り込むまでは大変なアフリカツインですが、走りだしてしまえば低速域であろうとも扱いやすいということは、私がいまだ外装未慣らしだという事実でわかるでしょう。


Uターンなんてのは意外にもお手の物。

ハンドル切れ角が大きいこと、フロント21インチのおかげかハンドルが急に切れ込むような動きを見せないこと、ビッグツインらしからぬスムーズなエンジンであることなどが功を奏しています。


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加えてDCTまでつけばまさに鬼に金棒。

右手が速度調節のみに集中できるのはとても安心感があります。


で、DCTといえば渋滞がそれはもう楽チンです。


こないだもてぎでMotoGPがあったでしょう。

今年の日曜は凄かったんですよ、サーキット内での渋滞が……南ゲートからスーパースピードウェイのケーヒンの看板裏辺りまで行くのに1時間以上はかかったんです。


茂木に行ったことがある人はお分かりかと思われますが、あそこはちょっとした峠かってくらい坂が多いです。

それを毎回ちょっと進んでは長時間止まって、坂があるからブレーキも握って……MTだったら拷問でしょう。


DCTなら左手は完全にフリーですから、「左手が腱鞘炎になっちまうよ!」なーんてセリフは過去のものとなるのですよ!



代わりに左足はパンパンになったけどな!



あの時は通算3回目の走行だったので慣れない部分もあったとは思います。

あれきり足パンパンってのは起きてないです。





3. 高速 
 燃費:245km/11.9L = 20.6Km/L (ぬふわ~ぬあわKm/巡行。飛ばすと前面投影面積のせいか燃費がガタ落ち) 
モード:『TOUR』たまに『URBAN』


高速道路も早速使ってまいりました。

やはり大型、しかも大型の中でも大きな車体。快適でしょうがありません。


追い越しも余裕(当たり前ですが)、最高速は220くらいまでは確認されているそうなので、まあ日本で困るような人はいないでしょう。100㎞/h巡行はカブの50km/h巡行並みに眠くなれます。


ウインドプロテクションが秀逸でして、上半身に当たる風はほとんど無し。疲労軽減の効果は絶大でしょう。

虫にも強いです。

先日200km以上高速を乗ってきたんですが、スクリーンとイケメンフェイスに大量の虫の死骸が張り付いているものの、ライダーは全くのノーダメージ。ありがたい限りです。


ただし純正スクリーンは完全プロテクションと言う訳ではなく、私の身長でもヘルメットの上面が風に当たります。

当たるだけなら何のことは無いですが、オフヘルの場合は「スクリーンに当たって乱れた風がバイザーのあたりで渦巻く」という最悪の状況になります。

これがヘルメットを振動させるんですね……正直モロに風を食らったほうが余程良いくらいの振動なので、高速に乗る場合はハイスクリーンを導入したいところです。




……って言おうと思ってたんですけど。







実際にバイザーが振動してる動画を探してみるとコレ、原因はカウルを通り抜けてくる風のせいだって言ってますね。

いやあウソでした……とまで言うのは時期尚早な気がするので、そのうち検証してみたいと思います。






4. 山道 
 燃費:329km/13.2L = 24.9Km/L (山道+信号少なめ田舎道) 
モード:『TOUR』、『GRAVEL』ちょっとずつ、それ以外『URBAN』


さあ、最後の項目は山道。

実は私の予想に反して一番好感触だったのがこの山道。


前回オンザレール感結構あるぞって言いましたけど、やっぱりあるぞ!


大型バイクって車重からくる安定感だとか接地感と引き換えに、コーナリングがイメージよりも若干外側に孕んでしまったりすることがあると思います。

アフリカツイン、だいたいイメージ通りに行くんです。曲がるのもそうだし止まるのもそう。


なんでかなと考えてみたんですが、オフ車って何につけてもキビキビ動くし、パワーも下から出るから原付並みに乗り回せるなあという感想を持ったことがあると気が付きました。

アフリカツインは流石に原付並みにはなれないですが、峠くらいのスピード域だとちょうどその「乗り回せる感」を感じるくらいの軽快さがあるんですよね。

例えるならば軽量なミドルサイズくらいのバイクのようだとか、中型ツアラーっぽいというか、そのようなイメージ。


250のオフ車では軽快な反面、山道はヒラヒラしすぎて不安を感じるくらいでしたが、アフリカツインはやはりそこは大型なりの安定感があり、軽快なのにコケる気がしない。


なんというか楽しいです。ホントに。


DCTも色々とモードを弄ってみました。

一番緩い『TOUR』、一番アツい『GRAVEL』、ちょうど中間『URBAN』と3段階ありますが、山道は個人的に『URBAN』が良い感じでした。


それぞれの感想としては、

『TOUR』はもうとにかく燃費を稼ごうって感じなのでギアをどんどん上げてしまってメリハリが無い&エンブレを効かせようという意思すら感じないので下りでスピードが出る、ってのがちょっと怖いかなというイメージ。


『GRAVEL』は結構エンブレを効かせる走りになるので、制限速度内だとFr、Rrブレーキをかけるタイミングが混乱、リズムが崩れがち。

常識的な速度で走る限りはシフトアップもしづらいので、ある意味メリハリが無いとも言えます。


『URBAN』はそれの中間なので、ほどほどにエンブレはかけるけどブレーキも使えよ、なんならマニュアルシフトで一段ギアを落としてくれてもいいよ、というくらいで、シフトアップも『TOUR』比で500~1000rpmくらいは引っ張るようなイメージ。

流すくらいならコレが一番気持ち良かったですね。


マニュアルシフトも面白いですよ。-ボタンをちょちょいと押してやればブオンブオン……というか、ボンッ!!ボンッ!!みたいな感じでオートブリッピングしながらシフトダウンしていくんで大変カッコいいよろしい。

私こんな上手にできません。


Gスイッチは入れてみたけどよく分からなかったです。やはり主戦場でトラコンオフでやらないとダメか。






ABSキャンセル?



そんなものは知らんな。







何はともあれとにかく楽しい。ATのAT(アフリカツイン)たのしい。1000ccでこれなら1100ccの新型はもっと凄そうです。







そのような感じでアフリカツインのレビューでした。

取り回しはとにかく辛いですが乗ってしまえば楽だし楽しい、要約するとそんな感じのバイクです。

初めは後悔の2文字が脳裏をよぎりもしましたが、こうして良いトコロを見つければ見つけるほどに「やっぱりいいバイクだ」と思うようになりました。


愛が無きゃ乗れないなんて言葉がバイク乗りの間にはありますけども、


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それは我慢して乗ることではなくて、乗れそうになきゃ何とか乗れるようにしちゃうのが愛なんでしょうねえ。

これらの部品については後々紹介する予定です。


あとはなるべく末永く乗れるように、ますますバイクの扱いが上手くなるように頑張りたいところです。

事故だの転倒だのにゃんこだのはもう御免ですからね!






さて、まずはセンスタを木っ端無しで上げるところからだな。

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