2016/03/23

カスタムとは以下略 ゼルビス キャリパー流用編 その7

そろそろ大詰めでございます。ふと思ったが、このシリーズが終わったらネタが続くんだろうか……。



スペーサーが取り付けられるようになったので、出来ることが一気に増えます。手始めにマグナのローターを取り着けてしまいましょう。簡単なもんです。ネジを6本締めるだけ……

とは問屋が卸しません。前回でも書いた通り、スペーサーをかませるとリブにローターがかかりませんので、ローターのセンターが出ません。

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こんな風に。
ローターのセンターが出ないってことは、走行中にローターが振れます。キーキーうるさくなりますし、何より超危険です。
が、しかしどうやってセンター出しをすれば良いのでしょう。まさか見た目だけで判断する訳にはいきませんし。

なので、簡易的なホイールバランサーを作ってみた!

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いや、はい。アクスル通しただけです。ローターはずれない落ちない程度に何本かネジ穴を残して固定し、手イヤルゲージと目イヤルゲージを用いてセンター出しをして行きます。満足いくまで調整をしたら……。

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ホイールを外し、残しておいたネジ穴からボルトを入れていきます。単純ですけど、これならセンターが出たまま固定が出来ていると踏んでいます。ボルトは新品に交換推奨です。

ただ〜……あの、スペーサー入ってるじゃないですか?厚みが3mmもあるんですが、今回交換しましたボルトは純正で、長さは据え置きなんです。スズキ純正の長いボルトも買ってみたんですが、長すぎちゃって入りきらないんですよね。グラインダーで切断もしてみたんですが、あんまり上手くいきませんでした。
あのサイズのボルトなら1cmもネジ山が噛んでいれば平気、という意見もありましたので、とりあえずはこのままで行きます。

さて。ここまで来たらあとはバイクを元に戻してキャリパーサポートを作るだけです。

が。本当にすみません、写真が無いです……。

申し訳程度の写真を載せて説明していきます。

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まずは型を作ります。ローターのいい感じの位置にフルードもパッドも入っている状態のキャリパーを持ってきてブレーキを握った状態で固定、その後ひたすら計測、という手法を取りました。
そして製図なんてとうに忘れましたので、取れたデータをフリーのCADに落としこんで型を作成、印刷します。で、段ボールとかにその型紙を貼り付けてその通りに切り出し仮着け……という画像です。

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何も問題が無ければ実際に制作。同じようにジュラルミン板に貼り付け、ボール盤で穴を開けたりフライス盤で削ったり……。仕上げは鉄鋼ヤスリでひたすらゴリゴリやります。

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というワケで出来上がりました!やったああああ

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/分身の術!\



まて。

なんだいこれは?



はい。これが私が前回書きました、何故こんなに間が開いてしまったのか?という問いの回答になります。
端的に言えば切り出すのに失敗しました。上の比較画像を見て貰えばなんとなくわかると思いますが、凄いガタガタでしょう?穴の位置もまるで違う。
いやあ、本当にコレは凹みました。何故こうなったかというと、型紙を有効に利用しなかったからです。私、最初は型紙に寸法を記入していました。で、その寸法通り板にケガキをしたんです。

この馬鹿‼︎(泣)
型紙に穴の中心点まで書き込んでおいたのに、それを活用せずに、
「この面からウン.ウンmm……。」とか、アホみたいにやってたのです。


そうして私はミスったのです。
もちろんジュラルミン板は買い直し。お金はもう無いので、以前はアバウトに大きさを決めて買っていたのを、ギリギリまで寸法を詰めて。切り出す量は格段に減りました。

後は上に書いたとおりのプロセスで作り直したというワケです。前回からある所で工具と機械を借りていたんですが、1回目で失敗したと知った、そこのエライ人がフライス盤まで使わせてくれました。前回のは弓ノコで切り出してましたから、まー早い早い……。綺麗に切れますしね。ははは……。



まあ無事に出来上がっただけでも良しとしましょう。浪費で終わらなかっただけでも御の字です。
次回、最終回でございます。どうぞ最後までお付き合いください。



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