パワーレバー(パワーが鍛えられるレバー)(いらない) その2

MFゴーストも欲しいんですが、実家にあるんですよね。





どうも、早速ヘルメットを傷物にした私です。


あ、事故ったとかコケたとかじゃないです。

職場の鉄骨むき出しのところにカツ―ンとぶつけまして、塗装が剥がれました。泣きたい。

否、ちょっと泣き・・・・・・もとい、鳴きました。



嫌な事件でした、前回の続きに参りましょう。


前回は

「マスター径を上げた下げたけどブレーキ固いまんま、もしかしてキャリパーのせい?」

ってところまでやりました。


それにしても原因が良くわかりません。

キャリパーが問題だとして、何がどうすれば”ブレーキの固さ”という不具合として現れるのかがわからないんです。

前回も言いました通り、ブレーキ自体は効いているし、引きずりだとかも起きていませんし、ピストンの動きも悪くありません。


こういうのは本当に苦手ですね。知識自体が乏しくて、おおよその検討すら立ちません。

一発で原因解明と至ってくれれば良いのですが……。



まあ、ウダウダ言っててもしょうがないので、とりあえずはOHしましょう。


思えばキャリパーのOHって4年くらい前にやったDioくらいしかないです。

あれは方押しシングルポッドですから、ひっじょーに楽でした。工具なんかいらない。


XRはどうでしょう?とりあえずは自己流で行ってみようと思います。

まずはキャリパーを車体から取り外さなければですが、色々と下準備をば。


201805122222465d9.jpeg
イキナリですがキャリパーをマスターよりも高い位置に持ってきてみました。

フルードをみんな出すのが面倒だったので、これなら出てこないんじゃね?という安易な発想です。

あ、ピストンはパッド一枚だけをかました状態でブレーキを握りまくり、限界までせり出してあります。


2018051222224722c.jpeg
外しました。

安易な発想はきちんと働いてくれたようで、ほぼフルードは垂れませんでした。


まあ何もしなくたって大して出てくることは無かったりするんですけどね。


20180512222249c12.jpeg
キャリパーが外れましたが……何だか、既に不穏な空気が漂っております。

写真じゃわからないですけど、バンジョーを外した時点で「これは」ってなってるんですよね。


具体的に言うと、バンジョーネジがやけにジャリジャリするというか……ち、ちょっと怖くなってきたぞ。



いや、ここで怖気づいてしまってはなりません。


この行為はオーナー自ら重要保安部品たるブレーキの異常の原因を究明せしめ、最高のブレーキフィーリングと安全なバイクライフを手に入れんとする崇高なものなのです。


さあ覚悟しろ純正キャリパー。

こっちにはピストンプーラー(税込1836円)だってあるんだ。ウエス+プライヤー時代とはワケが違う。

もう「原因はマスター径」「ショートレバーだから」なんて言い逃れはさせない!



お前の罪を白日のもとに晒しやがれーッ(ピストンスポーン)




20180512222250dbc.jpeg
な、なんか堆積してるーッ


なんか知らんけどこれが原因なんじゃね?




これは腹の中にとんでもないものを飼っていました純正キャリパー君。

酷くジャリジャリの何かですが、これが噂に聞く「フルードが結晶化したやつ」でしょうか。初めて見ました……。


なんというか、どこもかしこもジャリジャリのジャリです。ロケット団の方々もご満悦でしょう。

バンジョーネジのもこれですね。どうしてこんなに酷くなるんですか?


201805122222523c1.jpeg
シールもブーツも凄いことになってます、ジャリジャリのネッチョネチョだぜ!


これはもうアレですね、


「なんでこうなるまで放っておいたんだ!」


ってやつですね。


原因の是非は別として、OHしようと思ってよかった。



このあとキャリパーは徹底的に洗浄、ゴム部品はすべて新品に交換し、シリコングリスを塗ったくって取り付けました。

201805122222542ae.jpeg
ピストンは2000番のペーパーで磨いて再利用です。もともと状態が良かったので、ほとんど撫でるだけですが。




そんなこんなで、割とすんなり作業が終わりました。

流石に一度やったことのある作業、しかも今回は工具アリですからね。経験とは良いものです。


まあそれはそれとしてですよ。




で、肝心の固さはどうなったの?






バッチリです。


柔らかい。柔らかいんだけど、柔らかすぎることはなく、あくまでコントロールの幅が増えるだけの変化。

しかし、決していわゆる”スポンジー”なタッチではなく、ほんの少し握ったのなら、それ相応の制動力を発生させる……。


サイコーです、まさに思い描いた通りの感触!

体感的には二倍くらいストロークが増えたんじゃないかと思ってます。

実際、全力で握ればもう少しでハンドルとレバーがくっつくかな、ってくらいには握りこめます。


今まで様々なバイク弄りをしてきましたが、やはりブレーキ関連のモディファイは結果がわかりやすくていいですね。

結果がわかりやすいからこそ、やり終えたときの感慨もひとしおです。



が、やっぱりわからないのは、なんでキャリパーのせい?


ってことでちょっと調べてはみましたが、やはりこれと言った理由はわからず。

強いて言うのであれば、


   ピストンシールに付着した異物(ジャリネチョ)がシールの捩れを阻害

→ 引きずりを発生させるほどでは無いにせよピストンの戻りが悪くなる

→ ブレーキを握ったとき、ピストンがパッドに接触するまでのストロークが僅かになる

→ 要は遊びが少なくなり、結果固いタッチになる


……なーんて、適当なこじつけですけどね。


とはいえ、これからはフルードの交換には気を使って、特に中古車なんかは、たとえ整備済みでもOH前提でかからないとだめですね。

フルード交換をしようとも既に結晶化していたら元も子もないですし、納車整備でOHをしてくれるところはあんまりいません。



就職して、もう中古車なんか買わなくて良くなったな!と思ってたらこんなことがわかるんですから、まだまだ新車を手にするのは先になりそうです。

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No title

ぼくもバイクいじるのが仕事なので「もう何も怖くない」って思っていても、仕事で触るのは現代の正常な車両なので旧車や市場で起こるトラブルの幅にはいつもヤラれています。

「原因箇所は分かったけどどうしてそうなるの?」が解明できず治ってしまうことも多々…

タッチが硬いのは単純にフルード固化で流れや、シールの劣化でピストンの摺動を阻害していたからでもないのでしょうか?
シールなどは膨潤するので、わりと体感しやすいかもですね。

Re: ろりつねさん

>なーるほど、シールの膨張…ってよく考えたら学生の時に教わってるナア、なんて思ったこの頃でございます。

でもああいうのって座学や先生のうんちくで教わるだけのもので、実物、実例は見られないものなんですよね。
実習でもOHはやりますが、何度もOHを繰り返され、使用もされていないものなんて、たいした役にも立たないなって改めて感じました。経験ってやっぱり何物にも代え難い。

これからのバイクはユーロ5も決まってもっと複雑怪奇なものになっていくって話ですし、ますますプロと素人の差は歴然たるものになっていきそうですね…。
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moundain

Author:moundain
(読みはマウンデン。スペルミスじゃないですよ?)

色々と半端な人。バイク弄りで助けてくれた人には足を向けて寝られ無いので、そろそろ横に寝られなくなりそうです。

全て自己責任でやってますので、参考にする場合はそれもまた、自己責任でお願い致します。

(リンクはご自由にどうぞ。して頂いた方のブログには私からもお願いするかもしれません。)

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